今年の5月上旬から、日々納期との戦いが続いておりましたが、ようやく案件も落ち着き始めました。
ふと窓を開けると、空気が秋の空気に変わっており、ほのかに金木犀の香りを含んだ風が部屋に入ってきました。
季節の移り変わりも気にせず仕事、仕事とがむしゃらに過ごした毎日の中でいつの間にか夏が終わり、一年で私が最も好きな金木犀の季節となっていました。
金木犀は、英語でfragrant oliveといい、中国語では桂花といいます。中国大陸の南部でもよく見られ、中国大陸の金木犀は若干花の色が日本のものより白味がかっています。
日本では10月中旬の僅かな期間しか咲かないこの花の香りが私は非常に大好きで、夏の間日本が世界一キライな私もこの花の時期はつくづく日本が大好きになります。私のいる近くでは、金木犀の木がないのですが、それでも風にのってほのかに香ってくる金木犀の香りは甘くて儚いですね。
気がつけば今年もあと残すところわずかですが、この仕事が落ち着いている時間を有効に活用して、普段できないことをしなければと思う今日このごろです。